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第5章 介護実践に関連する諸制度
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保健医療①

病気を「ふせぐ」が大事な時代へ

健康日本21・予防の3段階・生活習慣病・特定健診

国の健康プラン/病気をふせぐ3段階/3大生活習慣病/メタボ健診

🌸 アテナの導き

「病気になってから治す」より「病気にならないようにする」が大切。 予防の3段階と健康日本21の考え方、3大生活習慣病を学びましょう!

むかしは「病気になったら病院で治す」が当たり前でした。
でも今は、そもそも病気にならないようにするのが大事!という時代。
だってそのほうが本人もラクだし、医療費も安くすむんですよね。
今日は「病気をふせぐ3つのレベル」と、国の健康プラン「健康日本21」、よく死因になる3つの生活習慣病について見ていきましょう!

🛡️
予防の3段階
1次予防を重視する時代へ
病気をふせぐ「3段階」
ひとことで言うと「病気にならない>早く見つける>悪化させない」
🌿
1次予防
疾病自体を未然に防ぐ。生活習慣の改善、健康増進。最も重視される
🔍
2次予防
健康診断等で早期発見・早期治療
🏥
3次予防
発症後の悪化防止・機能維持・回復
🌿
1次予防
そもそも病気にならないようにする。運動・食事・禁煙など。これがいちばん大事!
🔍
2次予防
健康診断で早く見つけて、早く治す。手遅れになる前に。
🏥
3次予防
病気になっちゃった人の悪化を防ぐ・元の生活に戻すリハビリ
🏃
健康日本21と第2次
2000年〜 / 2013年〜
健康日本21(けんこうにっぽんにじゅういち)
ひとことで言うと「国民みんなで健康になろうぜ!」って国の作戦

健康日本21(2000年〜):1次予防重視。健康寿命の延伸、壮年期死亡の減少が目的。9分野で数値目標を設定。

健康日本21(第2次)(2013年〜):5つの基本的な方向を掲げ10年間で達成を目指す。

健康日本21(第1次・2000年〜):「病気をふせぐのが大事!」をテーマに国がスタートさせた健康プラン。目指したのは健康寿命を延ばすこと(=介護なしで自分の足で生きられる期間)と、働き盛りで死ぬ人を減らすこと。9つの分野で「ここまで達成しよう」って数字の目標を作りました。

健康日本21(第2次・2013年〜):第1次の続き。今度は5つの大きな方向を決めて、10年かけて達成しようというプラン。↓こんな5つです。

健康寿命の延伸と健康格差の縮小
② 生活習慣病の発症予防と重症化予防(NCDの予防)
③ 社会生活に必要な機能の維持・向上
④ 健康を支える社会環境の整備
⑤ 生活習慣・社会環境の改善
健康寿命を延ばす+地域や経済による健康の差をなくす
② 生活習慣病をそもそもならないように/なっても悪化させないようにする
③ 普通に暮らすのに必要な体や心の機能をキープする
④ 健康になりやすい地域・社会の環境をつくる(公園、健康教室など)
⑤ 生活習慣(食事・運動・睡眠)と社会環境を良くしていく
💊
3大生活習慣病と特定健診
死亡者数の上位を占める
死因トップ3=3大生活習慣病とメタボ健診
ひとことで言うと「日本人がよく死ぬ病気と、その対策の健診」
🔴
がん(悪性新生物)
死亡割合26.5%で最多
❤️
心疾患
死亡割合14.9%
🧠
脳血管疾患
死亡割合7.3%
🔴
がん
日本人の死因1位(26.5%)。4人に1人はがんで亡くなる
❤️
心臓の病気
心筋梗塞など。14.9%
🧠
脳の血管の病気
脳梗塞・脳出血など。7.3%

生活習慣病の死因別死亡割合は合計50.4%。2008年4月〜特定健診・特定保健指導が保険者に義務化。40歳以上対象。メタボリックシンドロームに着目。

この3つを合わせると、日本人の死因のおよそ半分(50.4%)。つまり「生活習慣病でみんな死んでる」ってことなんです。
そこで2008年4月から、特定健診・特定保健指導(通称メタボ健診)がスタート。40歳以上の人は会社や保険組合で受けることが義務になりました。お腹まわり(メタボ)に注目してチェックして、危ない人には保健師さんが指導してくれる仕組みです。

📝 試験対策ポイント
📝 テストに出るところ、本音でまとめ
ここまで読んで「全部わかった!」という人は、
下のボタンは押さなくて大丈夫です。

...でも正直、ちょっとモヤッとしてません?
大丈夫。それ、普通です。みんな同じですから。
※ 試験に出る用語はそのまま。意味がスッと入ってくるだけです。
どうですか?さっきよりスッと入ってきたでしょう?

でも試験では「正式な言い方」で出題されます。
意味がわかった今なら、あの難しい文章もちゃんと読めるはず。
——試してみませんか?
※ 本音モード ↔ 元の説明、何度でも切り替えて読めます。
📝
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