Six Basic Concepts of Marketing
「良いものを作れば売れる」の、その先へ。
小さな商売でも使える6つの道具を、1ページで。
「売る」ことではなく
「選ばれる状態を作る」こと
お客さんの頭の中で、自分が"選ばれる理由"を先に作っておく
マーケティングというと、広告やSNSの話に聞こえます。でも本質はもっと手前にあります。誰に・何を・どう届ければ、頼まなくても選ばれるか——その状態を設計すること。6つの概念は、そのための道具箱です。町のパン屋にも、個人の創作者にも、介護施設の企画にも、同じ道具が使えます。
要点/よくある失敗/一言の問い
売上=人数×認知率×配荷率×購入率×回数×単価。一番細い関門を探して、そこだけ太くする。
戦略=限られた力をどこに集中するかの選択。戦術=選んだ場所でどうやるか。戦略は"やらないこと"を決めること。
上から順に決める。同じ戦術が、目的次第で正解にも不正解にもなる。やることから決めない。
誰に(コアターゲット・インサイト)、何を(ベネフィット)、どう届けるか(4P)。「みんな」は誰でもない。
お客さんの頭の中に貯まった印象の貯金。認知・連想・品質の印象・愛着。貯めるのに10年、減らすのは1回。
作り手の「作りたい」ではなく、買い手の「困った」から始める。作るときは作り手の軸、届けるときは買い手の軸。
1つの計画を書く順番

心理学の書庫にある「影響力の6原則」は、この計画の"購入率"と"単価"を動かす心のスイッチ。マーケティングが地図で、心理学が人の動き方。2つ揃うと、やっと計画が現実になるわ。
6問。よくある失敗談から道具を当てる
🌿 線引き
売れた後に、お客さんは
「選んでよかった」と思えるか?
6つの道具は、売り込むためのものではなく、本当に必要としている人に、ちゃんと届けるためのもの。
届け方が上手くなるほど、届ける中身への責任は重くなります。

マーケティングは、作り手の「届けたい」と買い手の「欲しい」のあいだに橋をかける仕事。橋が上手くかかると、両方が幸せになる。それが、この6つの道具のいちばん美しい使い道よ。
——クイズ、何問できたかしら? 間違えた道具が、いまのあなたに一番必要な道具かもしれないわね。ふふ。
✦ SUMMARY ✦
売るのではなく、選ばれる状態を作る。
買い手の側に立ち、上から決め、
3行で書き、数字で測り、約束を貯める。
6つを全部覚えなくていいの。「いま自分は、どの道具を使わずに悩んでいる?」と気づけるだけで、たいていの行き詰まりは解けるわ。